演題募集
- 1.演題応募方法
- 2.演題募集期間
- 3.演題応募に際して
- 4.応募資格
- 5.発表形式と分類項目
- 6.抄録作成に際しての注意
- 7.演題の受領通知
- 8.演題の採択通知
- 9.個人情報保護について
- 10.演題登録
- 11.利益相反の申告
- 12.演題に関してのご質問・お問合せ
1.演題応募方法
主題演題および一般演題の応募は、ホームページからのオンライン登録のみです。
>>本ページ下部の新規登録ボタンよりご登録ください。
海外からの演題応募についてはEnglishページをご確認ください。
>>https://www.convention-plus.jp/109jges/en/abstract/
2.演題募集期間
●公募演題登録
2024年9月25日(水)13時~ 11月15日(金)18時まで
※募集期間を11月25日(月)正午まで延長します。
●指定演題の登録について
109回総会事務局よりご依頼申し上げた指定演者の先生は、別途ご案内させていただきます。
3.演題応募に際して
●以下の要件を満たすことが必要です。
1.学会発表内容は、本学会および国内の他の学会でも未発表であること
2.倫理規定に抵触しないこと
人間由来の試料およびデータの研究を含む、人間を対象とする医学研究では、ヘルシンキ宣言に基づき、倫理委員会の承認、インフォームドコンセントの取得を得てください。編集委員会で倫理上の問題が疑われた場合は本学会倫理委員会で審議いたします。また、個人のプライバシー保護のため、呈示する画像等に個人が特定できるような表現はご遠慮ください。
:JGES 演題登録時 Medical ethics 申請
3.利益相反について
演題登録の際は必ず「利益相反」を確認してください。
春季総会については、「利益相反(COI)申告に関する手順書」も必ずご参照いただきますようお願い申し上げます。
4.本学会では、抄録集をスマートフォンやタブレットで閲覧できる電子アプリのサービスを予定しております。
演題の抄録は、電子アプリにも掲載されますので予めご了承くださいますようお願いいたします。
5.同じ主題に同一の所属から複数の先生が筆頭演者として応募することはできません。その場合は、どちらの演題も取り下げとなりますのでご注意ください。
ただし、筆頭演者が別の所属であれば共同演者として応募することは可能です。
多機関共同研究に関しては組織名で出すなど、多機関共同研究とわかるようなタイトルでご応募ください。
6.同一内容の演題を、複数のカテゴリーで登録された場合は、不採択となりますのでご注意ください。
7.筆頭演者がやむを得ない都合により発表できない場合、共同演者に限って代理発表することを認めます。その場合も業績は原則として筆頭演者のものといたしますが、学会が定める権利放棄書を提出することによって、代理発表を行った共同演者に権利を委譲できるものとします。
①研究に関する倫理審査の必須化については、2018年2月以降の演題募集受付から本格稼働しております。
つきましては、「

なお、症例報告につきましては、9症例以下までを承認は不要としておりますが、研究性があるものは1例でも審査を必要としますので、予めご留意ください。
倫理申請の要不要については、「

なお、本総会では「演題登録画面」の「JGES 演題登録時 Medical ethics 申請」にて、該当するものをご選択ください。
② 同じ主題に同一の所属から複数の先生が筆頭演者として応募することはできません。筆頭演者が別の所属であれば共同演者として応募することは可能です。
③非会員の共同演者について、本学会総会に演題登録する際、研究に貢献していただいた方に関しては、非医師の方で非会員でも共同演者に加えることが可能となりました。
※病理医・生物統計家の方も引き続き、非会員でも共同演者に含めることは可能です。
④演題発表時の欠席時の取扱いについて、演題発表に理由も無く欠席すると処分の対象になります。詳細は

⑤演題の抄録・スライド・ポスター等の内容に剽窃・盗用等が判明した場合への対応について、剽窃・盗用等が判明した場合、処分の対象になります。詳細は

4.応募資格
演者は筆頭ならびに共同演者についても日本消化器内視鏡学会員に限ります。
*海外からの演題応募については、非会員でも演題登録は可能です。
演題申し込みに際しては会員番号が必要です。不明の場合は、下記学会事務局へお問合せください。
演題応募時点で未入会である場合は、会員番号を99(2桁)と仮登録していただき、すみやかに入会手続きを行ってください。
*本学会の定款細則第16条第1項に定められている通り、演者(筆頭ならびに共同演者)は会員のみです。登録時に未入会者(99で仮登録)の方は、入会手続きが完了しましたら、速やかに会員番号を入力/更新をお願いいたします。
但し、病理医、生物統計家の方、および研究に貢献していただいた非医師の方に関しては、非会員でも共同演者に加えることが可能です。演題応募の際には、会員番号を00(2桁)とご入力ください。
入会についてのお問合せは、下記学会事務局までお願いいたします。
>>入会案内はこちら
<入会手続き・会員番号のお問い合わせ>
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 事務局
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-1 新御茶ノ水アーバントリニティビル4F
TEL:03-3525-4670(月曜日から金曜日 午前9時~午後5時) FAX:03-3525-4677
E-mail: info-add@jges.or.jp
5.発表形式と分類項目
発表形式(必須)
希望する発表形式を、以下より一つ選択してください。
01. 主題演題希望:不採択時は演題取消
02. 主題演題希望:不採択時は一般演題希望(口演)
03. 主題演題希望:不採択時は一般演題希望(ポスター)
04. 主題演題希望:不採択時は一般演題希望(口演、ポスターどちらでもよい)
05. 一般演題希望:口演発表を希望
06. 一般演題希望:ポスター発表を希望
07. 一般演題希望:口演発表・ポスター発表のどちらでもよい
*「01.主題演題希望:不採択時は演題取消」を選択される場合、共著者の登録は2名までとなります。
*「02.~04.主題演題希望:不採択時は一般演題希望」を選択される場合、必ず主題で採択された場合に掲載する共著者の「抄録掲載順」欄に1,2と数字を選択してください。
なお表示順序欄が未選択の場合は、共著者1と2を掲載させていただきますので、あらかじめご了承ください。
プログラム | 抄録原稿 | 発表スライド | 発表・質疑応答 |
---|---|---|---|
主題演題(日本語) | 日本語(英語可) | 英語 | 日本語(英語可) |
主題演題(英語セッション) | 英語 | 英語 | 英語 |
一般演題(口演) | 日本語(英語可) | 日本語(英語可) | 日本語(英語可) |
一般演題(ポスター) | 日本語(英語可) | 日本語(英語可) | 日本語(英語可) |
*主題演題セッションの発表スライドは英語表記となります。 発表スライド作成の際にはご注意いただきますようお願い申し上げます。
●主題演題【主題セッション 総合】
総合1 シンポジウム (公募・一部指定) *English Session
Minimally Invasive Treatment in the Collaboration between GI Endoscopists and Surgeons
消化器疾患に対する内科と外科の合同低侵襲治療
司会:
竹政 伊知朗(札幌医科大学 消化器・総合、乳腺・内分泌外科学講座)
炭山 和毅(東京慈恵会医科大学 内視鏡医学講座)
>>司会のことば
We are pleased to invite you to submit abstracts for the upcoming session on “Minimally Invasive Treatment in the Collaboration between GI Endoscopists and Surgeons” at the 109th JGES Meeting 2025 in Sapporo, Japan.
The session aims to explore the synergistic relationship between gastrointestinal endoscopists and surgeons, highlighting innovative techniques, collaborative approaches, and the latest advancements in the field. We welcome presentations that address clinical questions raised from available evidence, including: Whether LECS could be less invasive and safer than reduced port surgery or endoscopic tissue resection techniques; Whether EFTR could achieve better outcomes than LECS in selective cases or at selective hospitals; Challenges associated with collaboration among staff in other specialties or occupations; Innovative technologies to overcome existing challenges; Collaboration outside the GI field.
総合2 シンポジウム (公募・一部指定) *English Session
Current status and future perspectives of AI in gastrointestinal endoscopy
消化器内視鏡におけるAI診断の現状と課題、将来展望
司会:
斎藤 豊(国立がん研究センター中央病院 内視鏡科)
三澤 将史(昭和大学横浜市北部病院 消化器センター)
>>司会のことば
The advent of deep learning has significantly advanced AI technology, enabling its integration into clinical practice. In gastrointestinal endoscopy, several AI-based software, including EndoBRAIN, are commercially available for both upper and lower GI procedures. Recent studies have demonstrated the clinical utility of these technologies. In addition, advances in AI have promoted research into AI-based risk stratification for pathological images and the application of generative AI, thereby broadening the scope of AI research in endoscopy. This session invites presentations on various AI technologies related to endoscopic practice, whether currently available on the market or in development, to examine the current state and challenges of these technologies. Papers addressing the potential drawbacks of AI in clinical applications are also encouraged to stimulate discussion on the future prospects of AI.
総合3 シンポジウム (公募・一部指定)
内視鏡が切り開くOmics-Based Medicine
Advanced Omics-Based Medicine using Endoscopy
司会:
塩谷 昭子(川崎医科大学 消化器内科)
久松 理一(杏林大学医学部 消化器内科学)
基調講演:鈴木 拓(札幌医科大学医学部 分子生物学講座)
>>司会のことば
Omics-based Medicineとは、ゲノム・トランスクリプトーム・プロテオーム・メタボロームなどの網羅的な生体分子についての情報を解析して、疾患の予防、診断、治療、予後の質の向上を目指す医療である。内視鏡は、診断および治療において重要なツールであるとともに、オミックス情報を探索する検体を得る手段としての貴重なツールでもある。オミックス手法を用いることにより消化管癌の診療における新たなバイオマーカーの発見が報告されている。single cell解析の発達は細胞単位での遺伝子発現解析を可能とし少量の内視鏡生検組織を用いた病態解析を可能にした。腸内フローラ研究においてはメタゲノム解析とデータベースを組みわせることで機能アノテーションが可能となり炎症性腸疾患や代謝性疾患の病態解明や新たな治療ターゲットの探索に結びついている。本主題では内視鏡を駆使したOmics-Based Medicineに基づく消化管および胆膵疾患診療を目指した研究の幅広い演題応募を期待する.
総合4 ワークショップ (公募・一部指定)
JGES診療ガイドラインの検証企画(内視鏡的乳頭切除術(EP)診療ガイドライン)
Validation of JGES practical guidelines: Clinical practice guidelines for endoscopic papillectomy
司会:
五十嵐 良典(東邦大学医療センター大森病院 消化器内科)
藤城 光弘(東京大学大学院医学系研究科 器官病態内科学講座消化器内科学分野)
基調講演:糸井 隆夫(東京医科大学 消化器内科)
特別発言:良沢 昭銘(埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科)
>>司会のことば
日本消化器内視鏡学会では2010年にガイドライン委員会を発足させ、2024年9月現在までに、20を超えるEBMに基づくガイドライン(追補版を含む)を作成してきた。
しかし、今まで、ガイドラインの内容がひろく浸透しているか、ガイドライン作成により患者アウトカムの改善がみられているか、個々のステートメントおよび推奨度が妥当であったか等、ガイドライン作成が及ぼす波及効果については公の場で十分検証がなされてこなかった。そこで、総会の主題として、今後改訂が予定されている既出のガイドラインについて、学会員とともに検証作業を行うセッションを企画した。
今回は2021年に発行された「内視鏡的乳頭切除術診療ガイドライン」を取り扱う。本ガイドライン作成に携わった施設のみならず、広く学会員からの演題応募も受け付けるので、この機会にガイドライン発行前後での診療成績の変化など、本ガイドラインの効果の検証と次期改訂に益する多くの研究成果をご報告いただきたい。
総合5 パネルディスカッション (公募)
消化器内視鏡の教育と臨床におけるDEI
Diversity, Equity and Inclusion in education and clinical practice of gastrointestinal endoscopy
司会:
後藤田 卓志(がん研究会有明病院 上部消化管内科)
草野 央(北里大学医学部 消化器内科)
>>司会のことば
デフォルトであるDiversity(多様性)とInclusion(包括性)にEquity(公平性)がアップデートされ、臨床ならびに教育の場においてもDE &Iを取り入れることが課題となっている。多様性の包含とは「安全の欲求」として当然のことであるのに、声高に言わなくてはいけないのが現状である。人間は我々とあなた方を区別する種族である。道徳的にDIを受容する時代、追いつかない倫理観に折り合いつつけるためにEquality(平等性)が台頭している。違いを認識した上で機会を平等にする無意識の感覚が、本質的な公平性であるのに。今回のセッションでは、「世界に一つだけの花」を自他共に認め合うことを何が難しくしているのかを議論したい。多様性を尊重し、個々の能力が発揮できる環境を整えることが可能なのか?バイアスを克服したという成功体験や事例も含めて多様な視点からの応募を期待する。
総合6 ワークショップ (公募・一部指定)
内視鏡からみた消化管疾患とマイクロバイオーム
Gastrointestinal Disease and the Microbiome from an Endoscopic Perspective
司会:
河合 隆(東京医科大学 消化器内視鏡学)
猿田 雅之(東京慈恵会医科大学 内科学講座 消化器・肝臓内科)
>>司会のことば
近年、ショットガンメタゲノム解析などの新しい分子生物学的手法により、消化管細菌学研究は目覚ましい進歩を遂げている。腸内細菌と炎症性疾患、大腸がんの関連だけで無く、H.pyloriと非H.pylori(口腔内細菌・常在菌など)の両者が、胃炎から胃癌への進行に関与し、特に除菌後胃がんと非H.pylori感染が注目されている。長期胃酸分泌抑制薬使用患者において、非H.pylori感染と胃ポリープをはじめとする各種内視鏡所見との関連の報告もある。さらに食道アカラシア、バレット腺癌と食道細菌叢との関連の研究も進んでいる。今後、食道から大腸までの細菌叢のDysbiosisの詳細を把握することにより、疾患予防・治療につながると期待されている。本ワークショップでは、各種消化器疾患とマイクロバイオームの関連性に関する内視鏡を用いた診断、さらに細菌同定、プロバイオティクスなどを含めた対策など、多岐にわたる演題発表を期待したい。
総合7 ワークショップ (公募・一部指定)
内視鏡領域におけるICT(Information and Communication Technology)の近未来像
The near future of Information and Communication Technology (ICT) in endoscopy
司会:
田中 聖人(京都第二赤十字病院)
森田 圭紀(神戸大学医学部附属病院 国際がん医療・研究センター 消化器内科)
>>司会のことば
ICT(Information and Communication Technology)とは、情報処理技術やインターネットなどの通信技術を活用したデジタル化された情報共有システムの総称である。消化器内視鏡領域においては、内視鏡画像のデジタルファイリングに始まり、レポート作成やデータベースの構築、内視鏡室の業務支援などへと活用されてきた。また、最近では人工知能(artificial intelligence:AI)との融合や遠隔診療支援にも応用されつつある。ICTによる医療の情報化を促進することで、業務の効率化や均てん化、ビッグデータの利活用による臨床研究の推進など様々な恩恵が期待されている。本ワークショップでは、内視鏡領域におけるICTの活用について実際の導入事例や実験的な試みなどをご報告頂き、ICTの近未来像についてディスカッションできる場にしたいと考えている。
総合8 ワークショップ (公募)
クリニックにおける消化器内視鏡診療の実像(診断、治療)
Present status of digestive endoscopy in clinics (diagnosis and therapy)
司会:
寺井 毅(寺井クリニック)
古田 隆久(ふるた内科クリニック)
>>司会のことば
消化器疾患の疾患構造が大きく変化してきているが、がん死亡の上位に消化器系のがんは依然として多く、消化器系愁訴の受け皿としてアクセスしやすいクリニックの内視鏡の果たす役割はますます高まっている。内視鏡検診の中心を担うのもクリニックである。一方で昨今の消化器内視鏡機器や周辺技術の進歩は目ざましく、経鼻内視鏡機器の向上や、特殊光観察・拡大観察のみならずAIによる病変検出や診断支援も可能となっている。コールドポリペクトミーの普及や新しい治療内視鏡の進化も著しい。さらにセデーションやリスクマネージメントも確立され、かつて専門病院で行っていたような高度な内視鏡診療がクリニックでも行えるようになり、専門医も無床のクリニックを開業する風潮もある。内視鏡診療が日々進化している現代において、クリニックでの内視鏡診療の現状を評価し、今後の展望を議論したい。本ワークショップでは、各クリニックでの独自の工夫や戦略等を率直に報告いただき、明日の診療に役立つ理想的な消化器内視鏡クリニック像を構築できればと考えている。多方面からの演題の募集を期待する。なお、演題内容は倫理規定に抵触しないよう十分な配慮をお願いします。
総合9 ワークショップ (公募・一部指定)
IgG4関連疾患の内視鏡診療
Current endoscopic management of IgG4-related diseases
司会:
伊佐山 浩通(順天堂大学大学院医学研究科 消化器内科学)
内藤 格(名古屋市立大学医学部附属みどり市民病院 消化器内科)
>>司会のことば
IgG4関連疾患(IgG4-RD)は本邦から発信された疾患概念であり、消化器領域では自己免疫性膵炎(AIP)、IgG4関連硬化性胆管炎(IgG4-SC)、IgG4関連消化管病変(IgG4-GID)などがある。これらのIgG4-RDは悪性疾患との鑑別診断が重要であり、内視鏡の役割は大きい。AIPの診断においては、以前はERPが重要視されていたが、近年ではEUS観察及びEUS-FNBによる診断が主体となっている。またIgG4-SCに対するEUS及びERC関連内視鏡検査の診断能は未だ不十分であり、特にAIPを伴わないIgG4-SCでは胆管癌や原発性及びその他の二次性硬化性胆管炎との鑑別が難しいとされる。ステロイドトライアルの有用性やステロイド治療前の胆道ドレナージや膵嚢胞に対するドレナージの必要性についても検討が必要である。IgG4-GIDは稀な疾患であり内視鏡所見はまだ不明な点が多い。まだまだ課題の多いIgG4-RDの内視鏡診療について最新の知見を発表頂き、現状の問題点と今後の展望につき議論したい。ワークショップであるので、多彩な切り口の演題を期待しているが、希少な疾患に関しては少数例であっても応募を歓迎する。
総合10 ワークショップ (公募)
高齢者に対する内視鏡治療
Endoscopic therapy for the elderly patients over the age of 75
司会:
植木 敏晴(福岡大学筑紫病院 消化器内科)
豊永 高史(神戸大学医学部附属病院 光学医療診療部)
>>司会のことば
消化器疾患に対する内視鏡治療は胆膵領域、消化管領域ともに目覚ましい進歩を遂げ、かつては外科手術を要していたような症例も内視鏡的に治療されるようになっている。その大きな福音は臓器温存と低侵襲性にある事は周知の通りであるが、内視鏡治療が高度化、複雑化するにつれ、術中・術後の偶発症も増加、重篤化する傾向にある。一方、我が国の高齢化率(65歳以上の人口の割合)は世界で最も高く。高齢者に対する内視鏡治療に携わる機会は増加の一途を辿っているのが現状である。高齢者は様々な基礎疾患を有し、抗血栓薬など内視鏡治療の妨げになる薬剤を服用している症例も多い。また、一般的な適応を超えたpalliativeな治療を希望される事も多々ある。安全に施行できる基準、予想されるリスクの層別化や対処法、各種治療の治療成績・長期予後などが示されれば、治療法を選択する上で貴重な指標になると思われる。本セッションでは高齢者の定義を75歳以上とし、胆膵領域や消化管領域の内視鏡治療についての演題を募集する。高齢になるほど個体差も大きくなり、内視鏡治療では暦年齢のみでなく他の因子を加味した総合評価が必要である。教訓的な症例の検討なども歓迎する。
総合11 ワークショップ (公募・一部指定)
Image Enhanced Endoscopy(IEE)が切り拓く新しい内視鏡観察 ―現状とその可能性―
A promising new endoscopic observation with Image Enhanced Endoscopy (IEE) -Current status and future-
司会:
八木 一芳(新潟県労働衛生医学協会 新潟ウェルネス)
斎藤 彰一 (がん研究会有明病院 下部消化管内科)
>>司会のことば
画像強調観察(Image Enhanced Endoscopy: IEE)は、開発当時、「特殊光観察」と呼称されていたが、内視鏡観察法分類における1つのModalityとして整理され、デジタル法、光デジタル法、色素法に分けられた.代表的な観察法が2007年に市販化されたNBI (Narrow Band Imaging) で光波長を415nm, 540nmと狭帯域化することで粘膜表層の微小血管走行の視認性を上げ、全消化管での有用性については周知の通りである.その他、AFI (Autofluorescence Imaging), BLI (Blue laser Imaging), LCI (Linked Color Imaging)も登場することで、病変の拾い上げや質的診断の有用性について次々と報告された.2020年には内視鏡光源がLED (Light-Emitting Diode)に取って変わり、より明るい画像が提供されることでTXI (Texture and Color Enhancement Imaging), RDI (Red Dichromatic Imaging)などの新たなModalityも加わった.
本セッションでは,これらIEEを駆使した内視鏡観察で拾い上げ診断および腫瘍-非腫瘍の鑑別、深達度診断など正診率向上に期待される観察法および課題について発表頂き,将来のより良い内視鏡観察における方向性を示せるような議論を期待している.
【主題セッション 上部】
上部1 シンポジウム (公募・一部指定) *English Session
Pathological and endoscopic diagnosis of superficial neoplasias derived from long segment Barrett’s esophagus “How to overcome the gap with the West”
バレット食道癌の内視鏡診断と病理診断
司会:
小山 恒男(佐久医療センター 内視鏡内科)
南 ひとみ(長崎大学病院 消化器内科)
河内 洋(がん研究会有明病院 病理部)
指定演者:Michael Vieth (Klinikum Bayreuth, Germany)
>>司会のことば
Barrett's esophageal cancer has been increasing in Japan in recent years. Tumors that occur in Barrett's esophagus are classified as low-grade dysplasia, high-grade dysplasia, and adenocarcinoma in Western countries, but the Japanese guidelines only define adenocarcinoma and do not define dysplasia.
Meanwhile, random biopsies are recommended for endoscopic diagnosis in Western countries, whereas targeted biopsies based on endoscopic findings are more commonly performed in Japan. Discrepancies still exist in pathological and endoscopic diagnoses between Japan and the West.
For this symposium, we have invited Professor Michael Vieth, an outstanding German pathologist, to discuss the current state of pathological and endoscopic diagnosis of superficial tumors occurring in the long segment Barrett's esophagus, and to explore ways to overcome the gap with Western countries.
上部2 シンポジウム (公募)
H. pylori未感染胃がん・除菌後胃がんの現状と対策
Current status and strategy for H. pylori-uninfected and eradicated gastric cancer
司会:
村上 和成(大分大学医学部 消化器内科)
小野 尚子(北海道大学病院 光学医療診療部)
>>司会のことば
Helicobacter pylori除菌治療の普及により、現在発見される胃がんの多くは除菌後胃がんであり、近年は除菌から長期経過後に発見された胃がんも集積されてきた。また、H. pylori感染率の低下に伴い、従来がんリスクがほとんどないと考えられていたH. pylori未感染胃に発生するがんや上皮性腫瘍が相対的に増え、臨床病理学的特徴が整理されつつある。更に、自己免疫性胃炎に合併する胃がんや遺伝性背景を有する胃がんなど、「ポストピロリ時代」の胃がんは多様な背景を有している。本シンポジウムではH. pylori未感染胃がん・除菌後胃がんのリスク因子や現状の課題を明らかにするとともに、最新の研究成果を共有し議論を高めたい。多くの演題の応募を期待する。
上部3 シンポジウム (公募)
表在性非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍の内視鏡診断と治療
Endoscopic diagnosis and treatment for non-ampullary duodenal epithelial tumors
司会:
矢作 直久(慶應義塾大学医学部 腫瘍センター)
角嶋 直美(東京大学医学部附属病院 光学医療診療部)
>>司会のことば
2021年に本邦で世界初の十二指腸癌診療ガイドラインが発刊され、日本消化器内視鏡学会においても表在性非乳頭部十二指腸腫瘍に対する内視鏡診療ガイドラインの作成がすすんでいる。診断される十二指腸癌症例の半数が局所にとどまる本邦では、前癌病変や早期癌の症例が多く、さまざまな診断法が提唱されているが、いまだ統一されていない。また、内視鏡治療に関しても、腫瘍径や悪性度に応じた使い分けが検討されつつあるが、適応や方法に関して十分に確立されていない。
本セッションでは、表在性非乳頭部十二指腸腫瘍の内視鏡診断と治療に関する最新の知見を広く募集し、診断基準・治療法の確立に向けて議論したい。
上部4 パネルディスカッション (公募)
口腔・咽喉頭癌に対する早期発見と低侵襲治療のための工夫
Innovative approaches for early detection and management of oral and pharyngolaryngeal cancer
司会:
大森 泰(国家公務員共済組合連合会立川病院 内視鏡センター/内視鏡科)
石原 立(大阪国際がんセンター 消化管内科)
>>司会のことば
口腔・咽喉頭癌は進行して発見されると、外科切除や化学療法、放射線療法などの侵襲的な治療が必要となり、根治性や治療後のQOL低下が問題となる。また高齢化社会となり頭頸部癌の最多年齢層は70歳代となり、併存疾患、臓器機能低下、フレイル、認知機能低下、重複癌を伴う症例が増加している。これらの癌を低侵襲治療により根治させるためには、消化器内視鏡による早期発見が必要である。しかし、消化器内視鏡による口腔・咽喉頭の観察は被験者に大きな負担を伴うため、鎮静法や観察モード、観察法、観察範囲などの最適化が重要である。また、治療に関しては、dysplasiaや小さな癌を治療適応とするかどうか、TOS(経口的外科手術)と放射線療法の棲み分けをどのように行うかといった適応面での問題や、治療法の選択においてESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)やELPS(内視鏡的咽頭手術)の長所と短所を見極めた上での選択、頭頸科・耳鼻科との連携をどのように行うかが重要である。そこで、本セッションでは口腔・咽喉頭癌の早期発見や低侵襲治療に関連する各種演題を募集し、これらの癌に対する診断と治療の未来像について討議したい。
上部5 コアセッション パネルディスカッション (公募)
炎症性疾患における最先端の内視鏡診療
-The role of advanced endoscopy in the management of inflammatory digestive diseases-
自己免疫性胃炎の内視鏡診療
Endoscopic diagnosis and manegment of Autoimmune Gastritis
司会:
藤崎 順子(がん研究会有明病院 健診センター)
飯島 克則(秋田大学大学院医学系研究科 消化器内科)
基調講演:丸山 保彦(藤枝市立総合病院 消化器内科)
特別発言:(学術委員)
>>司会のことば
自己免疫性胃炎(Autoimmune gastritis 以下AIG)自体は症状がないが、他の自己免疫性疾患の合併、胃悪性腫瘍の母地として欧米では研究が進められてきた。本邦では、従来、AIGは稀な病態と考えられてきたが、近年、H. pylori感染率の低下により本邦でもそれほど稀ではないことが明らかとされている。2023年にはAIGの診断基準が整備され、内視鏡、組織学的に早期、進行期に分類されることが報告された。AIGの内視鏡所見の確立にむけ、症例の集積とともにその臨床的意義に関しての検討が進められている。特に、本邦では胃癌の唯一無二のリスクファクターと考えられてきたH. pylori感染が将来的にさらに低下していく状況で、AIGがどの程度胃癌発症にかかわっているかは、今後の胃癌診療体系を構築するうえで極めて重要な課題である。本プログラムでは、AIGに関しての研究を広く募集し、この分野の研究トピックスを議論する場としたい。
上部6 ワークショップ (公募)
Non-helicobacter pylori helicobacterの診断と疫学
Diagnosis and epidemiology of non-helicobacter pylori helicobacter
司会:
加藤 元嗣(公益財団法人 北海道対がん協会)
勝木 伸一(小樽掖済会病院 消化器病センター)
基調講演:中村 正彦(東海大学)
>>司会のことば
最近ではH. pylori感染以外の胃炎として、自己免疫性胃炎、好酸球性胃炎、PPI/P-CAB胃症などの他にNHPH (Non-Helicobacter pylori helicobacter)胃炎が注目されている。胃に生息するHelicobacter属菌にはH. pyloriの他にH. suis、H. felis、H. salmonis、H. baculiformis、H. heilmanniiなどが知られ、動物が自然宿主であるNHPHは人獣共通感染症としてヒトの胃に感染する。NHPHと胃MALTリンパ腫との関連は以前より報告されているが、胃・十二指腸潰瘍、胃癌との関連も示唆されている。NHPHの感染経路や自然史については不明な点が多いが、直近の疫学研究では感染率3%と報告され、決して放置できない感染症である。NHPH感染の診断方法は一般臨床では鏡検法に限られるが、研究レベルでは培養法、PCR検査、抗体検査が開発され、NHPH感染の内視鏡所見も次第に明らかになってきている。今回はNHPH感染についての成績を応募するが、診断や疫学に留まらず、他の胃炎との違いや少数例の検討など積極的な発表を期待する。
上部・下部7 ワークショップ (公募)
小腸内視鏡の進歩と課題
Progress and Issues of Enteroscopy
司会:
大塚 和朗(東京医科歯科大学病院 光学医療診療部)
岡 志郎(広島大学大学院医系科学研究科 消化器内科学)
特別発言:山本 博徳(自治医科大学 内科学講座)
>>司会のことば
小腸内視鏡も臨床に不可欠な機器として活用されてきているが、いまだ十分に普及しているとは言えない現状がある。従来、上部消化管や大腸からの出血ではないものが原因不明消化管出血(OGIB)と定義されていたが、近年は小腸まで検索しても出血源が同定できないものを狭義のOGIBとするようになってきており、小腸は決して等閑視していい臓器ではなくなっている。一方、小腸腫瘍について小腸癌取扱い規約の策定が進められており、内視鏡の果たす役割は大きい。炎症性腸疾患の分野では、患者数が増加しているクローン病において小腸内視鏡をどのように活用していくのか、さらにその他の小腸炎症性疾患については、診断そして治療やマネージメントに関する一定のコンセンサスはない。また、診断機器としてのみならず、小腸内視鏡は治療機器としての役割はどうであろうか。現況の俯瞰と将来の展望につながる演題の応募を期待する。
【主題セッション 下部】
下部1 シンポジウム (公募・一部指定)
大腸鋸歯状病変に対する内視鏡診断と病理組織診断の課題
Controversies and challenges moving forward in endoscopic and pathological diagnosis of colorectal serrated lesions
司会:
樫田 博史(近畿大学医学部 消化器内科)
千野 晶子 (がん研究会有明病院 下部消化管内科)
病理コメンテーター:新井 冨生(東京都健康長寿医療センター 病理診断科)
>>司会のことば
大腸過形成性ポリープ(HP)は、非腫瘍であり癌化しないと考えられてきたが、2003年頃よりHPに類似の所見を呈していながら腫瘍の性格を帯びた病変に関する報告が相次ぎ、WHO 分類2010 年版ではsessile serrated adenoma/ polyp (SSA/P)として亜分類された。さらに 2019年版ではsessile serrated lesion (SSL)と改名されたが、WHO 2010年版や日本大腸癌研究会でのSSA/Pとは、診断基準が若干異なる。内視鏡診断基準も確立されておらず、HPとの鑑別が未だ容易ではなく、従って正確な頻度も不明である。腫瘍とすべき遺伝子学的特徴も次第に明らかになりつつあるが、病変の自然史や癌化ポテンシャルの程度に関しても所説入り乱れている。
大腸鋸歯状病変に対する診断の現状と今後の課題について、内視鏡と病理、双方からの積極的な提言を期待している。各施設において研究に用いた病理診断基準を明らかにした上で御発表頂きたい。なお、traditional serrated adenomaやsuperficially serrated adenomaに関しては別のセッションに譲り、本シンポジウムでは、原則的にSSLとSSLDに絞ってディスカッションする予定である。
下部2 シンポジウム (公募・一部指定)
大腸T1癌に対する内視鏡診断と病理組織診断の課題と将来展望
司会:
浦岡 俊夫(群馬大学大学院医学系研究科 内科学講座 消化器・肝臓内科学分野)
吉田 直久(京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器内科学)
病理コメンテーター:
二村 聡(福岡大学筑紫病院 病理部・病理診断科)
>>司会のことば
大腸T1癌は約10%にリンパ節転移が認められる一方で内視鏡的に根治切除し得る症例も存在するため術前の精密な評価が求められる.内視鏡診断においては白色光観察に加え,拡大内視鏡によるJNET分類やpit patternでの評価,さらに超拡大内視鏡による腺管構造の観察,診断困難例におけるEUSなど多様な診断手法が高精度な診断に寄与するものの,診断困難例の存在や標準化の問題も存在する.これらに対処するために,水浸下,RDI,酢酸下などを併用した観察法の工夫およびAIの活用などが試みられている.また病理学的診断では内視鏡で切除されたT1癌において種々のリンパ節転移リスクが評価され追加腸切除の要否が決定されるが,SM浸潤距離や脈管侵襲などの客観的評価や内視鏡切除の適応を念頭に置いたリンパ節転移リスクの推定にあたり課題も有する.近年,これらの課題に対しては精度向上のための新しい病理学的リスク因子の検討や診断のためのAIの開発なども進展している.本セッションではT1癌の内視鏡的および病理学的診断に関して各施設における精度向上の取り組みや課題を発表いただき、今後の展望について広く議論したい.
下部3 シンポジウム (公募・一部指定) *English Session
Endoscopic evaluation of ulcerative colitis-scientific focusing on mucosal healing-
潰瘍性大腸炎の内視鏡評価 粘膜治癒を科学する
司会:
仲瀬 裕志(札幌医科大学医学部 消化器内科学講座)
江﨑 幹宏(佐賀大学医学部 内科学講座 消化器内科)
指定演者:Raf Bisschops (Head of the clinic/Associate professor, Catholic University of Leuven (KU Leuven), Faculty of Medicine, Belgium)
>>司会のことば
With the advances in medical management for ulcerative colitis (UC), there has been an increasing demand for sophisticated treatment strategies with the idea of improving long-term disease prognosis. Such therapeutic strategies, recently called treat-to-target strategies, have set mucosal healing as a long-term therapeutic goal generally assessed using the Mayo Endoscopic Subscore. However, mucosal healing still needs to be clearly defined, and some related issues, including endoscopic activity index to be used and interobserver variation, remain unsolved. Furthermore, because of the invasiveness and cost of endoscopic examination, the usefulness of biomarkers for predicting mucosal healing has been enthusiastically investigated. In this symposium, we would like to have a scientific discussion concerning recent evidence and problems of endoscopic evaluation of UC.
下部4 パネルディスカッション (公募・一部指定)
大腸陥凹型腫瘍(IIc)次世代への継承 ―発見から病態、遺伝子解析まで―
Depressed-type Colorectal Tumors, Inheritance to the Next Generation
司会:
藤井 隆広(医療法人 隆風会 藤井隆広クリニック)
池松 弘朗(東京大学医科学研究所附属病院 消化器内科)
>>司会のことば
大腸陥凹型腫瘍(IIc)は、1985年に日本で初めて発見されて以降高い関心を集め、多くの議論がされてきた。IIc病変は、小さくてもがん病変であることが多く、早期に粘膜下層以深に浸潤し、またリンパ節や他臓器への転移リスクが高い。そのため、他の形態の病変と比較して悪性度が高く、大腸癌のメインルートではないかと考えられている。しかし、Adenoma - carcinoma sequence由来の大腸癌と比較し、K-ras変異率が極めて少ないこと以外は、その病態について完全には解明されていない。一方、発見の困難さや発育速度が速いためか、純粋なIIc病変の発見数自体が少なく、近年学会で議論されることがほとんどないのも現状である。そこで、本パネルディスカッションでは久しぶりにIIc病変に着目し、発見法、頻度、病態、遺伝子解析等、IIc病変に関わる幅広い演題を募集する。大腸がん撲滅にはIIc病変を解明することが必須であり、次世代へのメッセージとなるような熱い議論を期待したい。
下部5 コアセッション パネルディスカッション (公募)
炎症性疾患における最先端の内視鏡診療
-The role of advanced endoscopy in the management of inflammatory digestive diseases-
炎症性腸疾患におけるAI内視鏡およびIEE
AI endoscopy and IEE in inflammatory bowel disease
司会:
松本 主之(岩手医科大学 内科学講座 消化器内科分野)
磯本 一(鳥取大学医学部 消化器・腎臓内科学)
特別発言:(学術委員)
>>司会のことば
炎症性腸疾患(IBD)の診断と治療において、内視鏡検査は必須の検査法である。なかでもクローン病(CD)と潰瘍性大腸炎(UC)では、初回診断のみならずモニタリングや腸管腫瘍のスクリーニングに至るまで幅広く用いられている。さらに、近年では白色光観察に加えて画像強調内視鏡(IEE)観察による病勢判断や粘膜治癒、超拡大内視鏡所見をも含むAIを用いた重要度判定がIBDの内視鏡診療に寄与する可能性が報告されている。しかし、腫瘍性病変とは異なり炎症性病変の内視鏡所見は多彩であり、組織像を反映した判定基準は確立されていないのが現状である。そこで、本セッションではCDとUCを対象疾患として、IEE・AI内視鏡などのいわゆるadvanced endoscopyの位置付けと将来性について議論してみたい。萌芽的解析から多施設臨床研究まで全世界に向けた研究をお待ちしている。奮って応募頂きたい。
下部6 パネルディスカッション (公募)
炎症性腸疾患関連腫瘍に対する内視鏡治療のボーダーライン
Indication and technical borderline of endoscopic treatment for ulcerative colitis-associated neoplasia
司会:
緒方 晴彦(藤田医科大学東京先端医療研究センター/羽田クリニック)
平井 郁仁(福岡大学医学部 消化器内科学講座)
特別発言:岩男 泰(慶應義塾大学 予防医療センター)
>>司会のことば
炎症性腸疾患、とくに潰瘍性大腸炎(UC)では長期罹患に伴う炎症関連腫瘍(ulcerative colitis-associated neoplasia, UCAN)が臨床的に問題となる。本邦では、癌やHigh-grade dysplasia(HD)の場合は外科手術が選択され、Low-grade dysplasia(LD)で境界明瞭な単発病変にEMRやESDが施行されてきた。病理医間での診断の相違や視認が容易でない病変の併存などにより、適応拡大については慎重に議論されてきた。一方、現在は色素内視鏡や画像強調内視鏡等で高い精度のサーベイランスが行われており、同時性,異時性の多発UCANに対する診断能は向上している。また、ESDの技術的進歩で一括切除が高率に可能となり、根治が期待できる癌やHDに対してESDを選択する施設も増えつつある。ただし、多発病変の見落とし、深達度誤診、病変範囲の誤認など課題も少なくない。患者側の因子(高齢、基礎疾患など)や内視鏡的寛解の有無などUCANの治療選択には各種の要因にも左右される。こうした状況をふまえ、本パネルディスカッションでは、UCANに対する内視鏡治療のボーダーラインについて議論したい。本テーマに関する様々な見地からの演題登録を期待したい。
下部7 ワークショップ (公募)
大腸内視鏡挿入法 手技の工夫と教育
Colonoscopy insertion method Technique and education
司会:
安藤 正夫(金上病院)
松下 弘雄(秋田赤十字病院 消化器病センター)
特別発言:五十嵐 正広 (がん研究会有明病院 下部消化管内科)
>>司会のことば
大腸内視鏡挿入は永遠のテーマである。大腸内視鏡挿入は目的ではなく、検査のための手段であるが、質の高い検査を施行するためには安全、確実、かつ短時間での挿入が必須である。今日まで様々な挿入法が発表されてきたが、実臨床においてすべてのケースに対応可能な万能の挿入法は未だ存在しないのが現状である。また近年は内視鏡機器も進歩し,ハード側の挿入性向上目的の改良も行われているが、その特性に合わせた挿入法の工夫も必要とされている。
一方でその技術を次の世代に伝えていくことも重要である。個々人の名人芸ではなく、手技を理論的に体系化し、広く初学者に伝えていくことは責務である。近年、働き方改革もあり、長時間を費やす経験数に頼った手技伝授は困難となっている。今の時代にあった短時間で効率的な教育法が望まれている。
今回、挿入手技の工夫と同時にその技術を如何にして次の世代に伝えていくか、教育法自体についての演題を募集したい。
下部8 ワークショップ (公募)
Superficially serrated adenoma (SuSA) の本質を探る: 分類不能鋸歯状腺腫と新たな鋸歯状病変の理解
Understanding the Pathological and Clinical Features of Superficially Serrated Adenoma (SuSA)
司会:
永田 信二(広島市立北部医療センター安佐市民病院 消化器内科)
吉井 新二(札幌医科大学医学部 消化器内科学講座・消化器内視鏡センター)
基調講演:関根 茂樹 (国立がん研究センター中央病院 病理診断科)
>>司会のことば
Superficially serrated adenoma (SuSA) は、大腸鋸歯状病変の一亜型として注目されている概念であり、その分子病理学的特徴と臨床的意義が注目されている。KRAS変異やRSPO融合といった特異な分子異常を有し、従来の腺腫と鋸歯状病変の両方の特徴を併せ持つことが示され、Sessile Serrated Lesion (SSL) やTraditional Serrated Adenoma (TSA) とは異なる発癌経路である可能性がある。しかし、SuSAは未だに不明な点が多い。以上の背景を踏まえ、本ワークショップでは、SuSAの内視鏡所見を含めた臨床像、分子生物学的特徴、臨床的取り扱い等に関する新しい知見を共有し、今後の診断精度の向上と治療戦略の最適化に向けた新たな知見を提供することを目指したい。多数の演題応募を期待する。
下部9 ワークショップ (公募・一部指定)
バーチャル内視鏡の現状と可能性 リアル内視鏡との共生を求めて
Current Status and Potential of Virtual Colonoscopy: Pursuing Co-existence with Real Endoscopy
司会:
冨樫 一智(福島県立医科大学会津医療センター 小腸・大腸・肛門科学講座)
服部 昌志(医療法人山下病院 消化器内科)
基調講演:満崎 克彦(済生会熊本病院 予防医療センター)
>>司会のことば
バーチャル内視鏡(正式名称:大腸CT検査)の画像は色彩情報のない世界であり、病変の表面を精緻に描出することはできない。しかし、この大腸CT検査には多くの利点があり、将来的に生き残る大腸検査法と考える。リアル内視鏡と比較して、下剤の服用量がはるかに少なく、検査時間が短く、鎮静も不要である。偶発症の発生率も極めて低い。検査の精度は、1cm以上のポリープに限れば、リアル内視鏡に劣ってはいない。リアル内視鏡を敬遠する患者・内視鏡挿入困難患者・フレイル患者では、大腸CT検査が好適かもしれない。大腸検査として、リアル内視鏡も大腸CT検査もお互いを補完し合うものである。大腸CT検査という選択肢があることで、リアル内視鏡という「限りある医療資源」を有効に活用できる。本ワークショップでは、大腸CT検査の現状から将来の可能性をご紹介いただきたい。本ワークショップが、リアル内視鏡との共存を目指すための架け橋となることを希望する。
【主題セッション 胆膵】
胆膵1 シンポジウム (公募)
超音波内視鏡診療の進歩: 診断から治療まで
Advances in diagnostic and interventional endoscopic ultrasonography
司会:
北野 雅之(和歌山県立医科大学 第2内科)
中井 陽介(東京女子医科大学 消化器内科)
>>司会のことば
超音波内視鏡(EUS)は、消化管壁内外の画像診断検査として開発され、1992年には膵腫瘍に対するEUS-FNAによる病理診断、仮性嚢胞に対するEUS下ドレナージ(EUS-D)による治療手技として応用されて以降、現在では診断から治療まで幅広く用いられ日常臨床においても欠かせない手技となっている。画像診断では造影超音波、微細血流イメージングやエラストグラフィーなどの新規技術、検体採取ではFNB針の普及、遺伝子パネル検査への応用、治療では EUS-D専用ステントの開発、腫瘍に対する焼灼療法など、様々な技術・デバイスが開発、臨床応用されてきた。一方でその臨床的意義の検証が十分にされていない領域も多く残されている。本セッションでは、今後期待される新規技術・デバイス・手技の演題も含めて幅広く応募していただき、様々な診断・治療EUSが臨床成績の向上をどのようにもたらしたか、さらに今後のEUS診療の方向性についても議論したい。
胆膵2 コアセッション パネルディスカッション (公募)
炎症性疾患における最先端の内視鏡診療
-The role of advanced endoscopy in the management of inflammatory digestive diseases-
胆管炎に対する内視鏡診療
Endoscopic management for cholangitis
司会:
入澤 篤志(獨協医科大学医学部 内科学(消化器)講座)
竹中 完(近畿大学医学部 消化器内科)
特別発言:(学術委員)
>>司会のことば
胆管炎は総胆管結石・良性胆道狭窄・胆道の吻合部狭窄・悪性疾患による胆道狭窄と胆汁感染により生じ、臓器障害をきたし、呼吸・循環管理などの集中治療を要する可能性がある病態である。中等症から重症症例では胆道ドレナージが必要となるが、胆管炎に対する胆道ドレナージとしては経皮経肝的ドレナージと経乳頭的ドレナージ治療が行われてきた。さらに近年、悪性疾患による胆道閉塞に対して用いられる超音波内視鏡下胆道ドレナージの、胆管炎を含む良性胆道閉塞に対する有用性も臨床研究の範疇で報告されている。各ドレナージルートには長所と短所があり、症例に応じて、施設ごとに用いられるドレナージ手法が異なる現状がある。本パネルディスカッションでは、各施設の胆管炎に対する内視鏡診療の実際と工夫を報告いただき、現状と課題、そして将来展望を明らかにし、今後の胆管炎治療に役立つセッションにしたい。最新の機器開発、手技の有用性評価はもちろん、既存の治療手技の現在における立ち位置を明らかにする試みも含め、全国からの多数の演題応募を期待する。
胆膵3 パネルディスカッション (公募)
Interventional EUSの偶発症とその対策
Trouble shooting of adverse events associated with Interventional EUS
司会:
潟沼 朗生(手稲渓仁会病院 消化器病センター)
小倉 健(大阪医科薬科大学病院 消化器内視鏡センター)
>>司会のことば
Interventional EUSには、膵嚢胞・胆道・膵管ドレナージ術や、胃空腸吻合術、あるいは腫瘍焼却術など、様々な手技が報告されている。手技的には、良好な成績が報告されている一方で、偶発症は未だ高い頻度で報告されており、安全であるとは言い難い。ステントの腹腔内迷入に代表されるような重篤なものから、保存的に軽快することが多い軽症の腹膜炎など、様々な偶発症が生じうるが、その危険因子も明らかではない。安全かつ確実な手技成功のためには、まず偶発症の予防が重要であり、生じた場合は、その対処の引き出しを多く持つことが重要であると考えられる。本セッションでは、各施設で取り組んでいる偶発症に対する予防策や、生じた場合の対処について提示いただき、共有することで、より安全なInterventional EUSが行えるよう、活発な議論を行いたい。
胆膵4 ワークショップ (公募)
十二指腸乳頭部腫瘍の内視鏡治療の適応と長期成績
Indication and long-term outcome of endoscopic papillectomy for ampullary neoplasm
司会:
安田 一朗(富山大学 第三内科)
伊藤 啓(仙台市医療センター仙台オープン病院 消化管・肝胆膵内科)
>>司会のことば
十二指腸乳頭部腫瘍に対する内視鏡的乳頭切除術(EP)の有用性に関する最初の報告からおよそ半世紀が経過した。ガイドライン上EPの適応は胆管膵管の進展がない腺腫とされている。癌への適応拡大は、理論的に可能な症例は存在するとされるが、現在も多くの議論が行われており、一定のコンセンサスが得られていない。EPの適応決定には正確な術前診断が必須であるが、従来の画像診断を用いる手法に加え、生検標本を用いた様々な工夫等も用いられている。また、十二指腸粘膜に広範に進展した例や胆管膵管に進展している例など、従来EP困難とされていた場合でも、手技やデバイスの発展に伴い安全に実施できる方法が臨床応用されている。EP後の予後や再発に対する対処法やその成績などを明らかにし、現時点におけるEPの適応や手法を提案していただきたい。多くの演題応募を期待する。
胆膵5 ワークショップ (公募)
膵胆道癌の内視鏡診断の最前線
The Cutting Edge of Endoscopic Diagnosis for Pancreaticobiliary Cancer
司会:
良沢 昭銘(埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科)
蘆田 玲子(和歌山県立医科大学 第二内科)
特別発言:花田 敬士(JA尾道総合病院 内視鏡センター)
>>司会のことば
近年、膵胆道癌の診断技術は飛躍的に進歩しており、ERCP時の細胞診・生検手技の工夫に加え、経口胆道鏡や経口膵管鏡による直接視覚診断、共焦点レーザー内視鏡を用いたリアルタイムの組織診断が注目されています。また、超音波内視鏡検査を用いたAI診断の開発も急速に進んでおり、ソナゾイド造影による微小血管の詳細な観察や、エラストグラフィーを用いた組織硬度の評価、さらにはmicrovascular flow imagingによる微細な血流診断も可能となってきています。膵癌の早期診断を目的とした連続膵液細胞診、十二指腸液や膵液の遺伝子解析、FNA検体を用いたK-ras遺伝子解析による診断精度の向上も重要なトピックです。さらに、遺伝子パネル検査のための生検技術や、膵胆道癌のオルガノイド樹立に関する研究についても取り上げます。本ワークショップでは、膵胆道癌診断の精度向上、早期発見、そして治療戦略の最適化に関する最新知見を広く募集します。膵胆道癌診療の未来を見据えた質の高い抄録のご応募をお待ちしております。
○内容分類1
01 | 口腔咽喉頭 | 06 | 大腸 |
---|---|---|---|
02 | 食道 | 07 | 胆道 |
03 | 胃 | 08 | 膵臓 |
04 | 十二指腸 | 09 | 肝臓 |
05 | 小腸 | 10 | その他 |
1 | 腫瘍 | 18 | 内視鏡的止血術 |
---|---|---|---|
2 | 機能性疾患 | 19 | 静脈瘤治療 |
3 | 感染症(含H. pylori感染) | 20 | 緊急内視鏡 |
4 | 炎症性疾患 | 21 | 極細径内視鏡(含経鼻) |
5 | 画像管理システム | 22 | カプセル内視鏡 |
6 | 画像解析・画像処理 | 23 | 小腸内視鏡 |
7 | 内視鏡機器の洗浄/消毒 | 24 | 胃瘻造設術 |
8 | 前処置/周術期管理 | 25 | ステント/拡張術 |
9 | 鎮静 | 26 | レーザー治療/PDT |
10 | 教育/トレーニング | 27 | 診断的腹腔鏡 |
11 | リスク管理(含高齢者) | 28 | 腹腔鏡下手術 |
12 | 拡大/超拡大/画像強調内視鏡 | 29 | 異物除去術 |
13 | ESD/EMR | 30 | 肥満治療 |
14 | 新しい低侵襲治療内視鏡 | 31 | NOTES |
15 | EUS | 32 | POEM |
16 | EUS-FNA関連手技 | 33 | その他 |
17 | ERCP/ERCP関連手技 |
●ポスター発表
【一般演題ポスターサイズ】
ポスターパネルの掲示サイズは、W90cm×H160cmです。
主催運営事務局にて左上に20cm×20cmの演題番号を貼付します。H20cm×W70cmのサイズでタイトルをご用意下さい。
6.抄録作成に際しての注意
抄録は以下の要領にて作成してください。
1. 医学用語は、原則的に本学会用語委員会の定めた用語を用いること、また日本医学会の用語辞典に準じて作成してください。(消化器内視鏡用語集・日本医学会 医学用語辞典※)
※閲覧には、会員番号とパスワードが必要です。
2. 略語を用いる場合は、初出の際に必ず日本語正式名とfull spellingを示してください。ただし、和文誌投稿規定の使用可能略語一覧あるいは上記1の用語集に載っている略語については、一般化した医学用語のため、初出時からフルスペルを示すことなくタイトルならびに要旨での使用可とします(本文の初出時には原則日本語正式名と略語を併記すること)。載っていないそれ以外の略語を使用するときには、初出時にfull spellingを示してください。
3. 著者数
主題演題:最大著者数(筆頭演者+共著者)は3名まで。(共著者は2名まで)
*主題で採択された場合、抄録集に記載される共著者は2名までとなりますので、あらかじめご了承ください。
一般演題:最大著者数(筆頭演者+共著者)は20名まで。
4.総文字数
演題名・著者名・所属機関名・抄録本文の合計は、
図表なしの場合: 全角1,085文字以内
図表ありの場合:全角705文字以内
最大所属施設数:10施設以内
演題名:全角60文字以内
登録方法は登録画面でご確認ください。
*理事長講演、会長講演、特別企画、教育講演は総文字数全角1,800文字。(半角英数は3,200文字まで登録可能です。)
※尚、詳細の注意事項は登録画面でご確認ください。
7.演題の受領通知
演題登録後、登録完了メールが届きますので、こちらをもって演題登録の受領通知といたします。セキュリティ保護のため、登録後のパスワードのお問い合わせはお応え出来ませんので、発行された登録番号とパスワードは必ずお書き留めください。万が一パスワードを紛失した場合は再度新規登録を行い、パスワードを紛失した演題は削除する形になります。パスワードを紛失した演題の削除を希望する場合は、運営事務局までE-mail(109jges-endai@convention-plus.com)にてご連絡ください。
8.演題の採択通知
演題の採否は演題登録の際に各自入力されたE-mailアドレス宛にお知らせしますので正確に入力をお願いいたします。
ご登録後は、重要なご連絡をE-mailで行いますので必ず通常確認されるアドレスを登録してください。
9.個人情報保護について
本学会の演題登録にて収集いたしました氏名、連絡先、E-mailアドレス等の個人情報は事務局からのお問合せや発表通知に利用いたします。また、氏名や所属、演題名、抄録本文は、ホームページ及び抄録集に掲載することを目的とし、本目的以外に使用することはございません。学会終了後は一切の情報が外部に漏れないように管理を徹底いたします。
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10.演題登録
●本システムは最新の Microsoft Edge, Google Chrome, Mozilla Firefox, Safari で動作確認を行っております。 それ以外のブラウザはご利用にならないようお願いいたします。
各主題演題の応募に際しましては、「司会のことば」で趣旨をよくご確認の上、ご応募をお願い申し上げます。
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11.利益相反の申告
本学会規定により、筆頭演者についてCOIが有る場合は提出が必須です。その際、招聘又は抄録登録時の前の年から過去3年間を対象に「発表者(共同演者含む)COI 報告書」(様式1)※1を発表演題ごとに提出が必須です。
(共同演者がCOI「無し」の場合でも共同演者を含め提出してください)
なお、筆頭演者がCOI「無し」の場合は筆頭演者、共同演者ともに提出は不要です。
例:筆頭演者がCOI有りの場合で、共同演者が4名いる場合には、1つの演題で計5枚の提出となる。
申告書の署名は、「直筆」または「印字であれば押印」若しくは「電子署名(Adobeのみ可)」の何れかでお願いします。
提出時のファイル名は必ず「申告者名」を記入してください。
受付番号(登録番号)のご記入は不要です。
※申告書類に不備等がある場合は再提出いただくことになりますのでご注意ください。
※ファイルが複数アップロードされている場合は、日付の新しいものを使用させていただきます。
筆頭演者がCOI「有り」の場合は必ず、筆頭演者、共同演者全員分の申告をお願いいたします。(共同演者がCOI「無し」の場合でも共同演者を含め提出してください。筆頭演者の他、共同演者が2名いる場合には、1つの演題で計3枚の提出が必須となります。)
提出方法
該当する筆頭演者の先生には、採否通知の際に詳細をご案内させていただきます。
詳細は、下記サイトをご参照ください。
>>COI 一般社団法人日本消化器内視鏡学会
12.演題に関してのご質問・お問合せ
第109回 日本消化器内視鏡学会総会 運営事務局
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