ハンズオンセミナー(消化器内視鏡領域)
1セッション3,300円(事前登録制)
*原則として事前登録をお願いします。当日受付はお席がある場合のみのご案内となります。キャンセル待ちはございません。
*ハンズオンセミナーのご参加に際しては、第111回総会の学会参加登録が必要となります。
上部消化管
コーディネーター
港 洋平 NTT東日本関東病院 消化器内科
<胃ESDハンズオンセミナーのご紹介>
ESDは、早期胃癌に対する標準的治療としてすでに広く定着しており、若手消化器内視鏡医にとって習得すべき重要な手技の一つです。標準化が進み、より多くの術者が取り組める手技となってきた一方で、十分な基礎がないままESDに挑戦することは非常に危険であり、結果として習得効率を損なう可能性があります。手技である以上、基礎的な技術や戦略に加え、各種デバイスの特性や適切な使い方を学ぶことが極めて重要です。
さらに、胃ESDは病変部位によって難易度が大きく異なり、そのバリエーションも豊富です。そのため、さまざまなデバイスや戦略の選択肢を持っておくことが重要です。
本ハンズオンでは、豚切除胃を用いたトレーニングを行います。使用するナイフは先端系ナイフを中心としつつ、ITナイフやクラッチカッターなど、さまざまなナイフを実際に使用していただけます。戦略面でも、トンネル法やトラクション法などを、参加者の希望に応じて体験できるようにしています(なお、今回はUnderwater ESDは体験いただけません)。
複数のデバイスや戦略を実際に体験することで、それぞれの特徴を理解し、臨床の場に応じた使い分けのヒントを得ていただければと考えています。経験豊富なエキスパートからマンツーマンで指導を受けられる貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
上部1 胃ESD
5月9日(土)9:00-11:00(120分)
インストラクター
山崎泰史 岡山大学病院 消化器内科
鈴木 翔 国際医療福祉大学市川病院 消化器内科
大野正芳 北海道大学大学院医学研究院 内科学分野消化器内科学教室
太田和寛 大阪医科薬科大学病院 消化器内視鏡センター
鳥谷洋右 岩手医科大学 内科学講座消化器内科分野
一政克朗 昭和医科大学横浜市北部病院 消化器センター
<内視鏡的創閉鎖法(胃)のご紹介>
近年、内視鏡治療の進歩に伴い、治療後の組織欠損部や穿孔部に対するさまざまな閉鎖・縫縮法が開発されてきました。従来のクリップを用いた閉鎖法に始まり、巾着縫合法や各種advanced clipの登場、糸付きクリップ閉鎖法やdouble-layered suturing法の開発、さらにはそれらの技術の応用・発展により、内視鏡的創閉鎖は内視鏡医にとって必要不可欠な手技として大きく発展しています。さらに、スコープ先端に装着して機械的に閉鎖を行うOver The Scope Clip(OTSC)や、SutuArtを用いたEHS(内視鏡的手縫い縫合法)といった縫合デバイスも登場しており、その選択肢は多岐にわたります。
これらの各種閉鎖法の原理を理解し、手技を習得することは、内視鏡治療の幅を広げるだけでなく、偶発症発生時に有効な対応手段を持つことにもつながります。一方で、こうした閉鎖法は見よう見まねで習得できるものではなく、体系的に学ぶ機会が限られているのも現状です。
今回のハンズオンでは、EHS、ROLM法、OTSC、advanced clip、Loop 9法、CLiPS法をサーキット形式で体験していただける、チャレンジングな企画となっています。各手技のエキスパートが指導にあたり、それぞれの原理と実際の手技を理解しながら学ぶことができる絶好の機会です。ぜひご参加ください。
上部2 内視鏡的創閉鎖法(胃)
5月9日(土)13:20-15:40 (140分)
インストラクター
野村達磨 鈴鹿中央総合病院 消化器内科
上堂文也 大阪国際がんセンター 消化管内科
後藤 修 東京都立駒込病院 消化器内科
岡村卓真 長崎みなとメディカルセンター 消化器内科
加納由貴 多根総合病院 消化器内科
森田 拓 大牟田市立病院 消化器内科
田邊万葉 昭和医科大学江東豊洲病院 消化器センター
下部消化管
コーディネーター
池原久朝 北里大学医学部 消化器内科学
<大腸内視鏡挿入法ハンズオンセミナーのご紹介>
大腸内視鏡検査は、大腸癌をはじめとする大腸疾患の診断・治療において中心的な役割を担う重要な手技です。しかし、患者さんにとって苦痛を伴う検査であることも多く、その受診率の向上には苦痛のない検査の実現が不可欠です。現在、苦痛軽減のための最も重要な技術として広く認識されているのが軸保持短縮法です。この手技は、腸管を伸展させることなく短縮・直線化させながらスコープを挿入するものであり、患者さんへの負担を最小化しながら安全に盲腸まで到達することを可能にします。しかしながら、軸保持短縮法の習得には確かな理論的理解と繰り返しのトレーニングが必要であり、独学では癖がつきやすく、効率的な習得が難しい面もあります。
本ハンズオンでは、大腸内視鏡挿入シミュレーターを使用し、軸保持短縮法を主体とした挿入技術の基本から実践までを体系的に学んでいただきます。S状結腸でのループ形成を防ぐライトターンショートニング短縮法、横行結腸のたるみへの対処、脾弯曲・肝弯曲の通過法など、苦痛のない検査につながる具体的な手技を、経験豊富なインストラクターが丁寧にご指導いたします。
自己流の挿入法に限界を感じておられる先生方から、挿入技術を体系的に習得したい先生方まで、幅広いレベルのご参加を心よりお待ちしております。
下部1 挿入法
5月8日(金)13:00-15:00(120分)
インストラクター
岩館峰雄 佐野病院 消化器内科
奥村大志 昭和大学横浜市北部病院 消化器センター
鷹尾まど佳 神戸大学大学院医学研究科内科学講座 消化器内科
堀井敏喜 北里大学医学部 消化器内科学
澤田敦史 横浜市立大学附属市民総合医療センター 消化器病センター
<大腸ESDハンズオンセミナーのご紹介>
大腸ESDは、従来の内視鏡的粘膜切除術(EMR)では一括切除が困難な大型病変や瘢痕病変に対しても適応可能な高度内視鏡治療として、近年その重要性がますます高まっています。しかし、大腸の薄い壁厚や複雑な腸管走行に起因する技術的難度から、安全かつ確実な手技の習得には体系的なトレーニングが欠かせません。
本ハンズオンでは、大腸ESD用モデルを用いて、マーキングから粘膜下注射・粘膜切開・剥離に至るESDの基本手技を実践的に体験いただけます。さらに、視野の安定化と剥離効率の向上をもたらすトラクション法(クリップや専用デバイスを用いた牽引など)、注水環境下で安全な剥離操作を可能にするUnderwater ESDまで、最新の手技も含めて幅広くご指導いたします。
ESDの習得を目指す先生から、さらなる技術向上を目指す先生まで、各レベルに応じた丁寧な指導が可能です。各施設で第一線に立つ大腸ESDのエキスパートがマンツーマンで指導いたします。ぜひこの機会をご活用ください。
下部2 ESD
5月9日(土)16:00-18:00(120分)
インストラクター
小林亮介 横浜市立大学附属市民総合医療センター 消化器病センター
今井健一郎 静岡県立静岡がんセンター 内視鏡科
別當朋広 北里大学医学部 消化器内科学
根本大樹 福島県立医科大学 内視鏡診療部
永田 充 湘南藤沢徳洲会病院 内視鏡内科
胆膵
コーディネーター
谷坂 優樹 埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科
<胆膵ハンズオンセミナーのご紹介>
ERCPおよびEUSは、胆膵内視鏡診療において欠かすことのできない重要なモダリティです。ERCPでは、目的とする手技を適切に完遂することで患者さんの病態が著明に改善することも少なくなく、大変魅力的な手技である一方、ときに重篤な偶発症を伴う可能性もあります。
またEUSは、胆道・膵臓の詳細な観察に加え、EUS-FNAによる組織採取を通じて確定診断に大きく寄与しています。近年ではInterventional EUSの発展に伴い、膵仮性嚢胞ドレナージや胆道ドレナージなどをEUSガイド下に行うことが可能となり、その治療的役割はさらに広がっています。
これらの目的を安全かつ確実に達成するためには、ERCP・EUS関連手技における基本技術の習得が極めて重要です。
ERCPハンズオンでは、ERCP関連手技用モデルを用いて、日常診療で頻度が高く重要な手技である胆管挿管、内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)、各種デバイスを用いた内視鏡的結石除去術、さらに内視鏡的胆道ドレナージ術(ステント留置)を実践的に経験していただきます。実際の臨床に近い環境で、内視鏡画像および透視画像を確認しながら手技を行える構成となっております。
EUSハンズオンでは、描出用およびEUS-FNA用ファントムを用い、Convex型EUSの標準的描出を学んでいただくとともに、EUS-FNA手技まで体験していただきます。
今回は、専門施設の第一線で診療に従事されるとともに、若手教育にも積極的に取り組まれている経験豊富な先生方をインストラクターとしてお迎えしております。気さくな先生方ばかりですので、学会などでは聞きにくい内容についても遠慮なくご質問ください。また、各施設におけるERCP・EUS手技の実際や、ちょっとしたTipsなどもハンズオンの合間にお聞きいただけると思います。
自施設でERCP・EUS関連手技を行っているものの経験がまだ少なく自信が持てない先生方から、独学で経験を積んでこられたもののさらなるステップアップを目指す先生方まで、幅広い先生方のご参加を歓迎いたします。各メーカーのさまざまなデバイスも取り揃えておりますので、インストラクターの先生方からデバイス選択についても直接学んでいただけます。
インストラクター一同、懇切丁寧に指導いたします。ぜひ多くの先生方の積極的なご参加をお待ちしております。
胆膵1 ERCP
5月8日(金)9:00-11:00 (120分)
インストラクター
林 伸彦 富山大学 第三内科
向井俊太郎 東京医科大学 消化器内科学分野
山宮 知 獨協医科大学医学部 内科学(消化器)講座
川上裕次郎 札幌医科大学医学部 内科学講座消化器内科学分野
関根匡成 自治医科大学附属さいたま医療センター 消化器内科
胆膵2 EUS
5月10日(日)9:00-11:00(120分)
インストラクター
斎藤 圭 日本大学医学部 内科学系消化器肝臓内科学分野
大本俊介 近畿大学医学部 消化器内科
高野祐一 昭和医科大学藤が丘病院 消化器内科
白田龍之介 東京女子医科大学 消化器内科
藤田 曜 埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科
